会長挨拶
同窓会会員の皆様に於かれましては、益々ご清祥の事とお喜び申し上げます。また、日頃は同窓会活動にご理解と、ご協力を賜り心より感謝を申し上げます。
昨年この会報原稿を書いていた時期(1月末)にコロナが話題になり始め、当初感じていたよりも大規模で世界的な流行となりました。コロナに始まり、一年中話題の中心はコロナでした。様々な会合が中止になり、我が同窓会も総会を中止せざるを得ませんでした。母校でも卒業式は卒業生、保護者、教員及び代表生徒のみで開催されるようです。
同窓会総会は中止となりましたが、ゴルフコンペは開催させて頂きました。時期的に少しコロナも収まっていて、第3波が話題になる前だったので、参加者は少なくなりましたが無事開催できました。出席された方々はコロナなどどこ吹く風で元気にプレーを楽しみました。
ワクチン投与も順次開始されるようですし、コロナが収まって今年はすべての同窓会行事を開催することができ、皆様とお会いできることを楽しみにしています。
昨年のご挨拶でもお知らせしていた校名変更ですが、いよいよ今年4月より愛知県の工業高等学校14校を「工科高等学校」とする改称が実施されます。工科高等学校への校名変更は「工学」と「科学」を融合した名称であり、モノづくりの「工」だけでなく、科学的なモノづくりを理解し、技術革新にも対応できる若者の育成を目指す想いが込められているようです。さらに「ロボット工学科」の新設、モノづくり現場から女性の力が求められていることから、モノづくりをしながら仕事と家庭を両立できる人材を育成するための「生活コース」の新設など、未来を見据えた新たな学科、コースが新設、改編されるようです。
同窓会も新しい時代に向けて、役員の刷新、若返りに向けた組織改革等これまで懸案になっている問題に果敢に取り組んで行きたいと考えています。会員相互の親睦を図り、次世代を担う母校生徒の育成と科学日本の発展に寄与するために皆様の絶大なるご協力をお願い致します。
機械科第21回生 柴田浩志